先日開催されたJN1A決勝は、いつになくモードやプレッピースタイルが目立ち、パリコレブランドの着用も多かった。
シンプルなブラック単色のショートスリーブシャツにKENZOの2013SSレオパードハーフパンツの組み合わせ。目立ちすぎないレオパードのグラフィック総柄 + センターにプリーツを施したデザインのパンツ。裸足でエネルギッシュな中でも、少しハリのある素材の高級感がワイルドになりすぎないよう、バランスを保っている。 アダムキメルの落ち着いたCamo総柄シャツにノンウォッシュデニムで一見カジュアルにみえつつも、ステージライトがあたったシャツの高級感が印象的だった。赤みのまじったCamo柄を着る事で、黒一色になりがちだった1A決勝で個性を出した。 ThomBrowneのセカンドライン ThomGreyのどちらも2013SSのシャツとハーフパンツに、オーダーメイドの紺ジャケ + クリスチャンルブタンの2013SSスニーカーを着用。AMBUSHのボロタイのカラーとヨーヨー、ストリングとLVのベルトのラインカラーを合わせたのに気づいたのは残念ながら本人だけだろう。 ひと際モード色が強かった岩澤亮介はベルギーのデザイナー Ann Demeulemeester のアイテムを着用。全身黒で統一しながらも、タイト目なシャツにワイドパンツのシルエットや襟元のスタッズボロタイでエッジを効かせたスタイリング。フラグメントの形などシルエット美にこだわる岩澤らしさ全開の衣装だった。その他にも、新調したサングラスを着用した大塚選手や、シンプルになりがちなTシャツ+ハーフパンツスタイルでも宇宙柄のパンツで個性をだしたヤマキ選手、REWINDの城戸選手、岡田選手の2人は揃ってそれぞれのロゴの入った黒Teeの下に赤のロングスリーブでアクセントを着けるなど、衣装に気を配る選手が多くみられた。
音楽的にも、数年前に比べダンスミュージックの起用が多かった。特に若いプレイヤーがダンスミュージックを使用する率が高くなっているのが印象的だ。
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